桑田氏 “野球伝道”活動本格化へ意欲

[ 2008年11月23日 06:00 ]

同期の仲間たちから胴上げされる桑田真澄氏

 今年3月に現役引退した元パイレーツの桑田真澄氏(40)が22日、東京ドームで昭和42年度生まれの選手で組織する「昭和42年選手会」主催の野球教室に参加。来年は中学、高校、各独立リーグの発展に尽力していく計画を明かした。「高野連と話をしているし、中学は僕のチームがある。独立リーグも環境を整えたい」と“野球伝道師”としての活動を本格化させるという。

 野球教室では元横浜で北信越BCリーグ・信濃の今久留主監督とPL学園バッテリーを結成。中学生10人と対決した。06年11月の巨人ファンフェスタ以来、2年ぶりの古巣マウンドで計28球。中前打を浴びるとけん制球を投げ「大人げないピッチングをした」と苦笑いした。イベント後の引退セレモニーでは佐々木主浩氏(野球評論家)ら仲間から3度胴上げされ「うれしいですね」と感激していた。

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2008年11月23日のニュース