横浜 新外国人左腕ウォルロンドと合意間近

[ 2008年11月23日 06:00 ]

 横浜がブルージェイズのレス・ウォルロンド投手(32)と合意間近であることが22日に分かった。条件面でまとまり次第近日中に発表する。同投手は左腕で04、06、07年に3Aで2ケタ勝利をマーク。今季はフィリーズで9月にメジャー初勝利を挙げた。球団関係者は「制球力が良く四球が少ない。左腕で145キロ以上出るし、日本向きだと思う」と分析。大矢監督も映像で投球をチェックし、高評価している。

 横浜は今季12球団ワーストの防御率4・74。左腕の白星はわずか14勝とコマ不足に悩まされた。今オフはFAで投手補強ができず、エース三浦も流出危機と状況は苦しい。佐々木球団社長は「外国人の補強が重要になってくる。他球団と重なっても良い投手は全力で獲りにいきたい」と語っているだけに助っ人左腕にかかる期待は大きい。

 ◆レス・ウォルロンド 1976年11月7日、米オクラホマ州生まれの32歳。カンザス大から98年ドラフト13巡目でカージナルス入団。03年にロイヤルズでメジャー初出場。今季フィリーズではシーズン最終戦9月28日ナショナルズ戦で初勝利を挙げ、オフにブルージェイズに移籍した。大リーグ通算1勝4敗、防御率7・07。1メートル88、93キロ。左投げ左打ち。

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2008年11月23日のニュース