薮田 2発浴びるなど4安打2失点

[ 2008年5月1日 12:57 ]

レンジャーズ戦の6回から3番手で登板、2点本塁打されるなど、3回を4安打2失点だったロイヤルズ・薮田

 米大リーグ、ロイヤルズの薮田安彦投手は30日、アーリントンで行われたレンジャーズ戦の1―9の6回から3番手で登板し、2点本塁打を打たれるなど3回を4安打2失点だった。試合は9―11で敗れた。

 ≪マイナー落ちの危機≫6日ぶりのマウンドは2ランを浴びて3回2失点だった。前回、前々回の登板でも2失点を喫した。ロイヤルズの薮田にマイナー落ちの危機が迫っている。
 味方が3点差まで追い上げた直後の7回2死二塁。8番打者に対し、カウント1―2から外角低めを狙った直球が高めに浮き、右翼席へ運ばれた。薮田は「チームが点を取った直後に2死から本塁打。一番やってはいけないこと」。思わず天を仰ぎ、ロージンバッグを地面にたたきつけた。
 変化球の制球という課題はこの日も顔をのぞかせた。「いい球もあるので、その感覚をものにしていかないと」。苦悩ぶりが痛々しい。
 5月1日には元広島のベイルが故障者リストから復帰予定で、救援陣の再編が行われそうだ。薮田は「結果が出ていないので…。しっかり受け止めないと」。現状は認識しているつもりだ。(共同)

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2008年5月1日のニュース