駒大 連敗5でストップ

[ 2008年5月1日 06:00 ]

 東都大学野球春季リーグ第4週第2日は30日、神宮球場で2回戦2試合が行われた。第1試合は駒大が青学大に逆転勝ち。リーグ戦連敗を5で止めた。第2試合では3連覇を狙う東洋大・上野大樹投手(4年)が、3安打8奪三振でリーグ戦初完投初完封勝利。日大に連勝して勝ち点を3とした。

 <駒大>佐野逸が8回2死満塁で、今秋ドラフト候補右腕の青学大・井上から右翼線へ逆転三塁打。リーグ戦初打点に「みんながつくってくれたチャンス。思い切りよくいけた」。富士宮北3年夏は静岡大会準優勝で甲子園出場なし。前日にリーグ戦初先発で初安打を放ったばかりの伏兵による一打で連敗は5でストップ。小椋監督は「それにしてもきつい。これが東都野球か…」と今季2勝目にグッタリだった。

 <東洋大 上野リーグ戦初完投初完封>上野がリーグ戦初完投初完封でチームを連勝に導いた。勝ち点を3として、過去5校が7度達成しているリーグ3連覇へ大きく前進。上野は「3連覇を意識してやってきた。投げ切れて自信になった」と手応えを口にしたが、高橋監督は「(最終週に対戦する)亜大を倒せる球じゃない。リーグ戦だってだんご状態。まだまだ分からない」と気を引き締めていた。

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2008年5月1日のニュース