垣添、父・雷親方の見守る前で白星デビュー「凄く楽しかった。ここに立てたんだ、と」

[ 2026年5月13日 05:10 ]

大相撲夏場所3日目 ( 2026年5月12日    両国国技館 )

<大相撲夏場所3日目>前相撲で小川(左)を下す垣添(撮影・藤山 由理)
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 新弟子らによる前相撲が始まり、雷親方(元小結・垣添)の長男、垣添(18=雷部屋)が小川(19=玉ノ井部屋)をはたき込んで白星デビュー。師匠である父が土俵下の勝負審判として見守った中、反省を口にしながらもプロとして一歩を踏み出した。幕内は大関・霧島ら4人が初日から3連勝とした。

 垣添が両親の前でデビューを飾った。仕切りから堂々と、緊張しているような表情は見せず。取組では相手に攻め込まれ俵に足がついたが、タイミング良くはたき込んだ。「最悪の相撲。引きすぎた」と反省も、「緊張はしていない。凄く楽しかった。ここに立てたんだ、と。足が震えている」と13年の父の引退相撲以来となる国技館の土俵をかみしめた。

 父は元小結、母で部屋のおかみの垣添栄美さんも女子相撲で全日本選手権の重量級で3度の優勝と相撲一家で育ってきた。中学まではスポーツ歴がなく、対戦アクションゲームの「スマブラ」などに夢中の“ゲーマー”だったが、埼玉栄高で素質を開花させた。「新弟子検査を受けて、帰ってきてから(親に対して)敬語になった」。角界で戦う覚悟は固まった。

 目指すは金星獲得で「父を超えたい」と誓う。土俵下で見守った雷親方は「自分が取った方が楽。緊張ですよ。強くて立派な力士に、人間的にも素晴らしい力士になってほしい」と期待。注目の2世力士が新風を吹かせる。

 ◇垣添 玄空(かきぞえ・はるく)2007年(平19)9月18日生まれ、東京都台東区出身の18歳。埼玉栄高から相撲を始め、昨夏の高校総体では団体戦で4戦全勝と活躍。父が師匠の雷部屋に入門した。埼玉栄高1年の妹・星空(せいら)も相撲部所属。趣味はゲーム(スマッシュブラザース)。1メートル80、116キロ。血液型B。

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