NBAで初めて同性愛者を公表したジェーソン・コリンズ氏死去 47歳 脳腫瘍のため

[ 2026年5月13日 08:30 ]

脳腫瘍で亡くなったジェーソン・コリンズ氏(2014年3月撮影、AP)
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 NBAで初めて同性愛者であることを公表したジェーソン・コリンズ氏が脳腫瘍のため12日(日本時間13日)に死去したと、米スポーツ専門局ESPNが報じた。47歳だった。

 コリンズ氏は昨年11月、脳腫瘍の中で最も悪性度が高い(WHOグレード4)膠芽腫と診断されたとESPNに明かしていた。米国では承認されていない実験的治療を受けるためシンガポールへ渡航。今年2月にはNBAオールスターウイークエンドのイベントに参加し、母校スタンフォード大の試合も観戦したが、最近になって症状が再発し、家族に囲まれて自宅で息を引き取ったという。

 コリンズ氏は01年NBAドラフト全体18番目でロケッツから指名され、ネッツへトレードされて1年目は77試合に出場。2年目からセンターのレギュラーとなり、NBAファイナルにも出場した。その後はグリズリーズ、ティンバーウルブズ、ホークス、セルティクス、ウィザーズでもプレー。通算735試合出場で1試合平均3.6得点、3.7リバウンドの成績を残して14年に引退した。

 13年にスポーツイラストレーテッド誌上で、北米4大プロスポーツでは初めて同性愛者であることを公表。1998年にワイオミング州で同性愛者の学生が殺されたヘイトクライム事件を忘れないようにと、セルティックスとウィザーズでは背番号「98」をつけた。公表時には当時のオバマ米大統領らから直接電話で勇気を称えられたという。NBAのシルバー・コミッショナーは「ジェーソンは数々の障壁を打ち破っただけでなく、彼の人生を特徴づけ、多くの人々に影響を与えた優しさと人間性によっても記憶されるでしょう」と声明を発表した。

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