雷親方の長男、垣添が土俵下の父の前で白星デビュー「凄く楽しかった。足が震えている」 師匠が“エール”

[ 2026年5月12日 11:58 ]

大相撲夏場所3日目 ( 2026年5月12日    両国国技館 )

<大相撲夏場所・3日目>前相撲で勝ち名乗りを受ける垣添(撮影・藤山 由理)
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新弟子検査を合格した力士らによる前相撲が始まり、雷親方(元小結・垣添)の長男、垣添(18=雷部屋)が小川(18=玉ノ井部屋)をはたき込んで、プロ初戦を飾った。

 立ち合いから右を差して攻め込んだ。相手に中に入られ、俵に足がついたが、「余裕はあった」とタイミング良くはたき込んだ。「緊張はしていないけど、凄く楽しかった。ここに立てたんだと。足が震えている」。父の引退相撲以来となる国技館の土俵をかみしめた。

 中学まではスポーツ歴がなくゲーム少年だった。強豪・埼玉栄高で素質を開花させ、昨年の高校総体では団体戦で4戦全勝と活躍。「部内戦で優勝して、自信になった」と雷部屋入門を心に決めた。

 土俵下には審判として師匠の雷親方がいた。「“見ててくださいよ”と思ったけど、今日ああいう相撲を取ったので、どういう顔をして帰ればいいのか」と率直な思いを口にした。「前日は、めっちゃ緊張したけど、当日はあまり緊張しなかった」。昨夜には対戦アクションゲームの「スマブラ」を1時間やっていたという。大相撲での目標は金星を獲得すること。「父を越えたい」と力を込めた。

 土俵下で見守った雷親方は「自分が取った方が楽だなと思った。緊張ですよ。仕切っている時に目が合いそうになったから、目をそらした」と笑顔。デビュー戦を白星で飾った息子に「1勝するのは大変なので。前相撲といえども勝ってくれた」と喜んだ。今後に向け、「厳しい世界。強くて立派な力士に、人間的にも素晴らしい力士になってもらいたい」と期待を込めた。

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