不死鳥・炎鵬が十両として3年ぶり勝利「あの日を払拭できた。つくづく今までやってきてよかった」

[ 2026年5月10日 15:48 ]

大相撲夏場所初日 ( 2026年5月10日    東京・両国国技館 )

栃大海(左)を押し出しで破る炎鵬(撮影・田中 和也)
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 脊髄損傷の大ケガから復活し、3年ぶりに関取復帰を果たした十両・炎鵬(31=伊勢ケ浜部屋)が栃大海(26=春日野部屋)を押し出しで下し、十両力士としては23年春場所千秋楽の白鷹山戦以来の勝利を挙げた。

 化粧まわしを締めるのも23年夏場所9日目以来。土俵入りで西の花道から登場すると割れんばかりの拍手で迎えられた。館内には「炎鵬 お帰りなさい」などのメッセージボードや、四股名入りのタオルが40枚近くも掲げられるなか、炎鵬は立ち合いから低い姿勢を維持して押し上げるように前に出る。相手が引くところで前に出て押し出した。

 大きな拍手を浴びて花道を引き揚げると「体が良く動いたと思います。この1勝で前進できた。つくづく今までやって来て良かった。あの日を払拭できた」と感慨深げに話した。

 新たな再出発への第一歩。締め込みは「薄紫色」に替えた。「周囲は“赤でしょ”という声も多かったですが、生まれ変わったという気持ちで新調しました」。この日は地元石川から母・中村由美子さんら家族が観戦。十両復帰初戦が母の日と重なり「これも巡り合わせ。勝って白星をと思っていたし、白星を届けることが何より」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

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