宇野昌磨さん eスポーツチーム電撃加入! スケートと“二刀流”へ「ちゃんとしたゲーマーとして活動」

[ 2026年5月1日 10:30 ]

<EVO Japan 2026 VARRELブース特別記者会見>eスポーツチーム「VARREL」への加入を発表した宇野昌磨さん(撮影・松尾 知香)
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 プロフィギュアスケーターの宇野昌磨さん(28)が1日、eスポーツチームへの電撃加入を発表した。CELLORB社の運営するeスポーツチーム「VARREL」に新規加入。今後はスケートとゲームの“二刀流”で活動していくこととなった。

 この日から東京ビッグサイトで開幕した格闘ゲーム世界大会「EVO Japan 2026」のトーナメントに参加し、VARREL所属選手としての初戦に挑む。加入が発表されるとどよめきが生まれたミニステージに登壇した宇野は「昨日までは無職のゲーマーとして活動していた宇野昌磨なんですけど、きょうからはVARRELに所属してちゃんとしたゲーマーとして活動していきたいと思います」と意気込んだ。

 かねてより大のゲーム好きとして知られる宇野さん。テレビ番組では「スケートが中心ではなくて、ゲームが中心です」と選手時代は大会期間中も熱中していたことを告白。18年平昌五輪で銀メダルを獲得した日も「大会終わって、(夜)11時、12時ぐらいにホテルに帰って。そこからゲームをする」と翌日の寝不足の原因がゲームだったことを明かしていた。

 この日は同時加入したときど氏と共に新ユニフォームをお披露目。加入を決意した理由は「熱」だとも話した。24年5月の引退を経て「宇野昌磨という著名人は有限」だと実感したという。自らの存在は「いつまでも無限に語り継がれるものではなく、自分が語り継いでいかないとなくなってしまう。自分の今の名声や地位に満足せずに自分で切り拓いていかなければいつか忘れられてしまうということ凄く痛感した」と打ち明けた。

 また、活動の幅を広げたいと考えていた中でチームと出会い「VARRELさんが本当に僕と共に大きくなりたいんだなと話していて伝わった」と回想。スケートにおいても「僕より技術がある人はたくさんいました。でも、こうやって世界のトップに立てたっていうのは、本当に“熱”という自分の思いが誰よりも強いっていう、その部分だけだった」と振り返った。自身とチームに共通する熱い思いをしかと受け取り「VARRELに加入することを決めました」と語った。
 「所属選手として挑戦したいことは?」という質問には「スケート」と回答。「皆知らないと思うんですけど、結構うまくて。多分今からやってもいいとこいけるかもしれない」と冗談を飛ばしつつ「やっぱり本業のゲーマーの人たちにかなわない。自分だけの強みが僕にも欲しいなと思ったので、こっちも磨きをかけられれば」と笑みを浮かべた。今後挑戦するゲームなど、具体的な予定は明かさず「色々計画していますが、まだ発表できるものが少ない。楽しみにしていただければ」と述べるにとどめ、eスポーツとスケートの共通点は「見ている人が熱い思いを感じていただける場というところ。プレイヤーが毎日努力し続けた、その瞬間を皆さんの前でお披露目する。これが凄く奇麗で感情を動かされる」と熱弁を振るった。

 自らの肩書きに「プロゲーマー」が加わることになるかと思いきや、「僕の中のプロゲーマーっていうのは、最前線で戦う人という印象。僕は最前線で戦うわけではないので、できればプロゲーマーとは呼ばないでほしい」とリクエストする場面も。「ゲーマーなのかツイッタラーなのか、スケーターなのかも好きに呼んでいただいていいので…」とこぼし「プロゲーマーは努力されている人達が集まっている世界。僕をその名前で呼んで頂くのは遠慮して頂きたいです」と謙虚な姿勢を貫いていた。 

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