りくりゅう、泣き笑いの引退会見 木原の“暴露”に三浦「うるさいっ!(笑い)」

[ 2026年4月29日 05:15 ]

会見に臨む三浦璃来・木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート・ペアでミラノ・コルティナ五輪金メダルの三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が28日、都内で引退会見を開いた。泣き笑いの1時間で引退は五輪中に決断したことを明かした。今後は日本をペア大国にするべく「りくりゅうアカデミー」創設構想も明らかになり、改めてプロとして活動しながら指導者を志す決意を示した。

 【りくりゅうに聞く】
 ――お互いに言葉をかけるとしたら。
 三浦璃来(以下、璃来)「7年間はアスリートとしてだけではなく、一人の人間としても成長できた。かけがえのない時間だった」
 木原龍一(以下、龍一)「19年に璃来ちゃんの方から(ペア結成の)話をいただき、声をかけてもらえなかったら引退してたと思う。本当に最高のパートナーに出会えたことに心から感謝している」

 ――どんな指導者になりたい。
 璃来「ケンカした時に間に入ってくれたコーチがたくさんいた。技術だけでなく、生徒一人一人を見て寄り添い、メンタル面でサポートできるコーチになりたい」
 龍一「技術だけでは勝てないと学んだ。栄養やメンタルも大切。そういったこともサポートしたい」

 ――今は安堵(あんど)なのか寂しさか。
 璃来「少し生活が変わって寂しい気持ちがある。アイスショーのために体づくりを常にしないといけない。(木原が笑いながらジムに行ってないことを指摘すると)うるさいっ!(笑い)筋トレします」
 龍一「安全にペアの技を行うためトレーニングは続けていく。少しずつ体重が増えてきた。初めてちゃんとしたスーツを作ったので、太って着られなくなったらどうしようというプレッシャーがある」

 ――会見での涙は想定内か。
 龍一「さすがに初めから泣くことはないと思っていたんですけど…。裏でいろんな人に見送っていただき、スイッチが入ってしまった。璃来ちゃんに“今泣くのは早いでしょ、口を開けなさい”と言われた。想定してなかった」
 璃来「涙もろいイメージが付いてしまったよね。私が引っ張っていく立場になってしまったね」

 ――現役生活を漢字で表現するなら。
 璃来「2人にいえることだが、“努力”かなと思う。努力がなければペアを結成することもなかったし、結成してからも互いが互いのために努力し合える仲になったので、つらいことも2人で乗り越えられた」

 ◇三浦 璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日生まれ、兵庫県宝塚市出身の24歳。中京大卒。5歳からスケートを始め、ペア転向後は市橋翔哉と17~19年の世界ジュニア選手権出場。19年から木原と組み、五輪、世界選手権、GPファイナル、四大陸選手権の主要国際タイトル全制覇「ゴールデンスラム」を達成。身長1メートル46。

 ◇木原 龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日生まれ、愛知県東海市出身の33歳。中京大卒。4歳からスケートを始め、シングルで11年世界ジュニア選手権代表。13年ペア転向し、高橋成美と14年ソチ、須崎海羽と18年平昌両五輪に出場し、計4度出場は日本勢最多。「りくりゅう」のベストはSP82・84点、フリー158・13点、合計231・24点。身長1メートル74。

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