【高校ラグビー】秋田工、創部100周年に好発進!OB吉田義人氏ら指導で古豪復活へ

[ 2025年12月29日 05:15 ]

第105回全国高校ラグビー1回戦   秋田工22―11専大松戸 ( 2025年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 専大松戸・秋田工>勝利し、歓喜する秋田工フィフティーン(撮影・平嶋 理子)
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 1回戦14試合が行われ、秋田工が専大松戸(千葉)を22―11で下して2年連続で2回戦進出を決めた。73度目の出場で過去15回優勝というともに歴代最多記録を誇る古豪は今年が創部100周年。元日本代表WTBの吉田義人氏(56)ら多くのレジェンドOBたちの力も借り、節目の年の花園で白星発進した。

 歴史と伝統を力に、秋田工が初戦を突破した。ロースコアの接戦で、後半は専大松戸に得点を与えず。2トライを挙げたCTB近藤龍之介(3年)は「FWが取り切れなかったのでBKで取り切ろうという声掛けがあった。球際のスピードで勝負できた」と振り返った。

 1925年(大14)の創部から100周年の節目を迎えた今季、沢木賢一監督(54)は「歴史を感じて、それを花園で表現することが使命だ」と選手たちに常々言い聞かせてきたという。9月には記念式典が開かれ、今月21日には100周年を記念した地元テレビ局制作の特番が放送された。学校関係者だけでなく県民の期待も大きい中で「プレッシャーを励みに、喜びに変えて戦おうとしてきた。まず勝ててホッとしています」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 節目の年を飾るためにOBたちもバックアップ。元日本代表WTBの吉田義人氏が強化部長として指導に当たり日本ラグビー協会会長の土田雅人氏(63)も何度か秋田まで足を運んで選手たちを激励してきた。偉大な先輩たちはこの日、現地で応援。選手たちを後押しする大きな力となった。

 かつては大型FWを武器に歴代最多15度の優勝回数を誇る。だが、昨季は2回戦敗退、一昨季は1回戦敗退。優勝は1987年度を最後に遠ざかり、近年は上位進出もできていない。この日も満足いく内容ではなく、沢木監督は「先を見据える余裕はないので一戦必勝」と足元を見つめた。2回戦ではシードの御所実(奈良)と対戦する。「次戦は秋工魂を見せる戦いができればと思います」。ここから新たな歴史をつくっていく。

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