義ノ富士 全勝大の里止めた!初金星 歴代6位スピード記録の初土俵から10場所10日目

[ 2025年11月19日 05:30 ]

大相撲九州場所10日目 ( 2025年11月18日    福岡国際センター )

<大相撲 九州場所・10日目>大の里(左)を破る義ノ富士(撮影・亀井 直樹)
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 平幕・義ノ富士が全勝の横綱・大の里を押し出し、初金星を挙げた。初土俵から10場所10日目では幕下付け出しを含めば歴代6位のスピード金星となった。新関脇・安青錦は玉鷲を寄り切って1敗を守り、大の里と並ぶ首位に立った。横綱・豊昇龍は欧勝馬を下手投げで退け、2敗を守って勝ち越し。3敗は義ノ富士、時疾風、錦富士の平幕3人となった。

 ちょんまげの24歳、義ノ富士があっという間に横綱を土俵の外へ追いやった。館内がどよめく。初対戦の大の里戦。真っ向勝負で押し出し、初金星を獲得した。「思い切り当たった。今日はやってやるという気持ち。昨日の反省を生かして思い切りいきました」。堂々、攻め勝った。

 前日、豊昇龍に挑んだ初の横綱戦。立ち合いは互角も相手のいなしに泳いで背中から土俵へ叩きつけられた。「がんがん突けば良かった」と悔やんだ。この日の朝稽古。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)からどう大の里戦に臨むか、問われた。「もろ差しで走ります」と応じ有言実行。高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「当たりが良かった。思い切りがいい。今日は義ノ富士を褒めるべき」と称えた。

 日大相撲部時代には1学年上だった日体大の大の里を破った経験があるが、プロでは初顔合わせ。「(相手は)かなり上の存在。昔の印象は捨てて挑んだ」。6人の関取がいる伊勢ケ浜部屋の中でも、稽古熱心さは随一。休みなく攻める持ち味を出し切った。故郷の熊本県宇土市から駆け付けた元競輪選手の父・信一さんの声援に最高の形で応えた。

 草野から改名して臨む今場所は新たなしこ名のタオルが客席に目立ち「応援される分、応えないといけない」と話す。今場所の力士別懸賞の申し込み本数は大の里が164本で1位、義ノ富士が134本で続いていた。注目の一番で歴代6位のスピード金星を獲得し、しっかり期待に応えてみせた。

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