【女子ゴルフ】中村心 メンタルトレ効果で1差3位発進! 25日誕生日「良い20歳を迎えられるかな」

[ 2025年10月24日 05:00 ]

女子ゴルフツアーNOBUTA GROUP マスターズGCレディース第1日 ( 2025年10月23日    兵庫県 マスターズGC=6562ヤード、パー72 )

<マスターズGCレディス・第1日>9番、ティーショットを放ち、セカンド地点に向かう中村心(撮影・中辻 颯太)
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 ルーキーの中村心(19=ヤマエグループHD)は5連続を含む7バーディー、1ダブルボギーの今季自己ベストに並ぶ67で回り、首位と1打差の3位と好発進した。先週から導入したメンタルトレーニングを好スコアにつなげた。25日に20歳の誕生日を迎え、大会史上4番目の年少Vも視界に入ってきた。都玲華(21=大東建託)も3位につけ、中村とともに今季3人目の新人Vへ好スタートを切った。

 目の覚めるようなバーディーラッシュだった。前半インの15番パー5で5メートルのバーディーパットを沈めると中村のスイッチが入る。16番ではグリーン右13ヤードから鮮やかなチップイン。17番で1・5メートル、18番で3メートル、折り返した1番では1メートルにつけ、5連続バーディー。「ロングパットの距離感も良かったのでいい流れに乗れていた」と笑みを浮かべた。

 メンタルトレーニングの効果を発揮した。先週からスポーツメンタルコーチの出口慎一郎氏の指導を受ける。テーマに掲げるのは、風の向きやピン位置を想定し「一打一打イメージすること」。早速、前日に立てた想定スコア「68」をクリアし「今まではピンしか見てなかった。バーディーを取れたホールはイメージ通りだった」と笑った。

 自己最高に並ぶ初日3位発進。今季はトップ10スタートが6度も2日目以降に伸ばせず、プレーオフで敗れた4月富士フイルム・スタジオアリス女子での2位が最高成績となっている。この日はショートパットのフェース面にも意識を集中。ラインを合わせ、好スコアにつなげた。新人Vは入谷響、荒木優奈に先を越されたが、3人目は譲れない。「ルーキーで初優勝は最後まで諦めたくない」と視線を上げる。

 決勝ラウンドに入る25日が20歳のバースデー。「日曜日は優勝で終われたら、良い20歳を迎えられるかな」とほほ笑んだ。実現すれば今大会では19歳で優勝した05年のポーラ・クリーマー(米国)、04年の宮里藍、22年の川崎春花に次ぐ年少Vとなる。現在、年間ポイントで争うメルセデスランクもシード圏外の78位につけるが、一気にシード権も手に入る。中村が最高の形で20歳を迎えようとしている。

 ▽シード権 シーズン終了時点のメルセデスランク1位には4年間のシード権、2~50位には翌年度のシード権。51~55位の“準シード”には第1回リランキングまで前半戦の出場資格が付与される。

 ◇中村 心(なかむら・こころ)2005年(平17)10月25日生まれ、山口県出身の19歳。5歳からゴルフを始める。ECC学園高卒。23年日本ジュニア選手権(15~17歳の部)優勝。昨年、2度目の挑戦でプロテストに合格した。ツアー通算48勝の中嶋常幸が主宰する「トミーアカデミー」の6期生。趣味は愛犬と遊ぶこと。1メートル61、54キロ。

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