17歳ニューヒロイン園部八奏 プロ初勝利「日本で、有明で勝てて凄くうれしい」

[ 2025年10月22日 05:25 ]

スポニチ主催女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン第2日 ( 2025年10月21日    東京・有明テニスの森公園 )

プロ初勝利を挙げた園部八奏(撮影・河野 光希)
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 シングルス1回戦で、今年1月の全豪オープン・ジュニアを制した17歳の園部八奏(わかな、IMG)が、ニコラ・バルトゥンコバ(19=チェコ)を6―4、6―3のストレートで下し、今月8日のプロ転向表明後の初勝利を挙げた。ツアー大会での白星も、2月のアブダビ・オープン1回戦以来の通算2勝目。日本テニス界に出現したニューヒロインは、2回戦で20年全豪覇者で世界ランキング25位のソフィア・ケニン(26=米国)に挑む。

 最後は相手のバックハンドが大きく外れて勝利が決まると、右の拳を握って喜びを表現した。まだプロ選手に憧れる少女だった頃、観戦に訪れ、目を輝かせてボールを追った国内屈指のビッグイベントで記念すべき初勝利。「日本で、有明で勝てて凄くうれしい」と実感を込めた。

 第1セットはいきなりサービスゲームを落とす苦しい立ち上がりだったが、「悪いプレーをしたわけではなかった」と切り替え。徐々にショットやサーブの正確性、強気のリターンを取り戻すと、2―4の第7ゲームから4ゲームを連取。第2セットも3ゲーム連取で主導権を握って押し切り、「いつもより緊張したが、強気でプレーするのを心がけていた」と振り返った。

 14歳で親元を離れて米国へ。錦織圭も在籍したIMGアカデミーでは「海外選手とやって、ボコボコにされた」と当初は歯が立たなかったが、わずか3年でジュニア世界一に上り詰めた。大きな伸びしろを秘める17歳は、「(目標は)1勝だったが、勢いで2回戦も勝てたら」と屈託なく笑った。

 ◇園部 八奏(そのべ・わかな)2008年(平20)1月17日生まれ、埼玉県出身の17歳。兄の影響で4歳でテニスを始め、22年から錦織圭らを輩出した米フロリダ州のIMGアカデミーに留学。24年全米オープン・ジュニアで準優勝、今年1月の全豪オープン・ジュニアで優勝。2月のアブダビ・オープンでツアー初勝利を挙げ、今回が通算2勝目。世界ランキング263位。サウスポーからのフォアが武器。1メートル74。

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