【競泳】日本水連が派遣標準記録を再設定 28年ロス五輪見据えレベル高く「世界に後れを取らないように」

[ 2025年10月19日 14:49 ]

倉澤利彰・日本水連競泳委員長
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 日本水連の倉澤利彰・競泳委員長が19日、日本短水路選手権開催中の東京アクアティクスセンターで取材に応じ、26年の国際大会の日本代表選考に関する説明を行った。

 来年は日本選手権が3月と6月の2度開催される特異な年となるが、9月19日に開幕する愛知・名古屋アジア大会の代表は、3月の日本選手権の1大会のみで選考する。同大会は8月のパン・パシフィック選手権(米アーバイン)の選考会も兼ねる。そして6月の日本選手権に関しては、パン・パシフィック選手権の2次選考会として実施されることになった。

 また派遣標準記録については、今夏の世界選手権を含む過去5回の世界大会(五輪、世界選手権)を参考に再設定された。派遣標準記録Sは各優勝記録の最高記録、同1は各3位記録の最高記録、同2は決勝8位および各準決勝のうちの最高記録で、24年パリ五輪で採用された同3(各準決勝10位の記録および各予選10位の記録の最高記録)は設定されず。新たな派遣標準記録は、28年ロサンゼルス五輪の代表選考まで適用されるという。

 倉澤氏はロス五輪の参加標準記録にパリ五輪の14位相当のタイムが採用されるとの米報道があったことを踏まえ、「かなりレベルが高い。8位(決勝進出)相当を切る選手をいかに増やすか」と説明。新たな派遣標準記録に当てはめると、今年3月の日本選手権(世界選手権選考会)で突破したのは14人(男子10人、女子4人)にとどまるといい、実際に派遣した34人の半分以下となる。

 ロス五輪では「金メダルを含む複数のメダルと、パリ五輪を上回る入賞数(14以上)」を目標に掲げる日本水連としては、現状の選手レベルや選手層に危機感を感じている様子。倉澤氏は「3年かけて、派遣2を突破する選手を増やす。日本も世界に後れを取らないように、再スタートを切りたい」と話した。

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