【女子ゴルフ】河本結“完全V”で通算4勝目 史上初の変則9H短期決戦制す「ゴルフ人生の思い出に残る」

[ 2025年10月13日 04:00 ]

女子ゴルフツアー スタンレー・レディースホンダ第2日 ( 2025年10月11日    静岡県 東名CC=6435ヤード、パー72 )

<スタンレー・レディースホンダ・最終日>18番、ウイニングパットを決め笑顔を見せる河本結(撮影・西尾 大助)
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 河本結(27=RICOH)がスコアを4つ伸ばし、通算14アンダーで初日から首位を守る完全Vでツアー通算4勝目を飾った。自身初の年間複数回優勝となり、98年度生まれの黄金世代初となる年間女王へも前進した。最終ラウンドは濃霧の影響でスタート時間が4時間遅れ、前日までの上位30人までのセカンドカットを実施。史上初の変則9ホール(1、9、10、11、14、15、16、17、18番)短期決戦となった。

 河本はゾーンに入っていた。1番で1メートルのバーディーパットを沈めてガッツポーズ。目の前の一打だけに集中し、無心で迎えた最終18番、初めてリーダーボードで後続との差を確認した。ウイニングパットを決め、笑みがはじける。「最近“無になる”自分らしいゴルフがしっくりきていたので、それを貫いて優勝できたのはうれしい」とほほ笑んだ。

 濃霧の影響でスタートが4時間も遅れた。河本は待機時間も有効活用した。年間60冊の読書を目標にしており、愛読書「エッセンシャル思考」を読みながら過ごした。霧が薄く、視界の開けたホールを使用した史上初の変則9ホール短縮競技でも集中力がとぎれることはなかった。

 米国を主戦場とする渋野や原の同学年、岩井姉妹や古江らも出場した中で初日から首位を守った。20年に米ツアーを戦った経験を持つ河本は「JLPGAの意地を見せたかった。生半可な気持ちでやってないよっていうのを自分に示すためにもこの勝ちは大きい。ゴルフ人生の中で思い出に残る1勝になった」と力を込めた。

 自身初の年間2勝目は「イメージ通り」。年間ポイントを争うメルセデスランクは3位に浮上し、黄金世代として初となる年間女王も見えてきた。「狙ってます。海外組に刺激を与えたい。若い子にも頑張ってほしいけど、黄金世代は27歳なんで、こっから女の旬でしょ!」。まだまだ主役の座は譲らない。

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