【レスリング】須崎優衣が涙のパリ五輪以来1年2カ月ぶり復帰戦「ここからがスタート」階級変更も熟考へ

[ 2025年9月29日 14:29 ]

国民スポーツ大会第1日 レスリング競技 ( 2025年9月29日    滋賀県 栗東市民体育館 )

<女子53キロ級2回戦>相手選手に圧力を掛ける須崎優衣
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 女子53キロ級2回戦で、21年東京五輪50キロ級金メダルの須崎優衣(千葉・キッツ)が岡田愛生(石川・東洋大)を12―2のテクニカルスペリオリティーで下し、準々決勝進出を決めた。須崎は50キロ級で銅メダルを獲得した昨夏のパリ五輪以来、約1年2カ月ぶりの実戦復帰。金メダル奪還を目指す28年ロサンゼルス五輪に向けて、力強く再スタートを切った。

 試合は第1ピリオド開始45秒で2点を先制すると、その後も着実に加点。1分30秒ごろのもつれ際に失点こそしたものの、格の違いを見せつける圧勝ぶりだった。準々決勝以降はあす30日に行われるため、この日は1試合のみだった須崎だが、「まずはまた戦いの舞台に戻ってこられた。本当に感謝の気持ちでいっぱい。ここからがスタート」と息を切らしながら語った。

 絶対的な金メダル候補として臨んだパリ五輪は、初戦でまさかの敗戦。銅メダルを確保していたものの、競技人生最大の目標でもあった五輪4連覇は振り出しに戻った。それでも1カ月の休養をはさみ、練習やトレーニングを再開。試合こそ出なかったものの、「基礎をゼロから見直し、内面と向き合った。トレーニング、減量、栄養面も見つめ直した」といい、1年分の成果をマットにぶつけた。

 国スポの女子レスリングは53キロ級、62キロ級の2階級のみの実施のため、今回は暫定的に53キロ級に出場した須崎。ただ以前から50キロ級では非常に厳しい減量とも闘っており、来年の世界選手権(バーレーン・マナマ)や愛知・名古屋アジア大会の選考会を兼ねる12月の全日本選手権(東京・駒沢体育館)までに階級を見極める方針。「試合が終わって、2カ月くらいあるので、準備期間や試合を踏まえて決めたい」と話した。

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