女子バレー代表の秋本美空が姫路に“お別れあいさつ”「ドイツでどれだけ成長できるか楽しみ」

[ 2025年9月12日 19:27 ]

渡独して武者修行する秋本美空(左)は清元秀泰姫路市長にサイン入りユニホームを渡して記念写真に納まる(撮影・千田 篤史)
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 女子バレーボール日本代表の秋本美空(19)12日、姫路市役所で清元秀泰市長(61)にドイツ1部ドレスナーSCにレンタル移籍して海外挑戦する報告をした。清元市長は「世界選手権は惜しかった。日本バレーのため、より大きな高みに成長してください」と激励。秋本が日本代表「33番」のユニホームにサインして手渡すと「世界にはばたく選手のユニホームを市民に見せなくてはいけない。玄関の展示スペースに飾ろう」と即決していた。

 同席したヴィクトリーナ姫路の上原光徳社長(64)は「移籍先がイタリアだとレベルが高すぎてダメだったらすぐに使ってもらえなくなる。その点、ドイツリーグは育成に長けているとセリンジャー監督も勧めてくれた」と移籍選定の理由を話す。1年のレンタル移籍だが「欧州選手権に出るレベルのチームだから“もう1年”とか、他国のクラブからオファーが来るかもしれない。それは、その時に判断します」と1年での姫路復帰にこだわっていないことも明かした。

 表敬訪問の後、秋本は所属していたヴィクトリーナ姫路が群馬と戦うプレシーズン戦の会場に移動。「(同期入団の河俣)心海と(矢田)和香には“もう行くの”って言われました。向こうでは一人暮らしするのですが、どんな家か分かっていなくって、最初はお母さん(大友愛さん)が一緒に来てくれるけど、オバケが出そうなら嫌だな。プレーヤーとしてどれだけ成長できるのか楽しみです」と微笑んだ。近日中にドイツ入りする。

 試合後はファンに“お別れ”のあいさつ。進行役のタージンの振りに「ソーセージが美味しいのと街並みがきれいだときいています。みなさん、ドイツまで応援に来てください」とボケで返す成長ぶり。チームメートには「短い間でしたが、ありがとうございました(笑)。強くなって帰ってくるので、お互い頑張りましょう」と話し、同期入団の河俣心海(18)、矢田和香(19)と一緒にサインボールを投げ入れて“姫路最後の日”を楽しんでいた。

 秋本は今年1月に共栄学園で春高バレー優勝。姫路加入が発表され、卒業後の3月8日の川崎戦でSVリーグデビュー。6月のネーションズリーグで2年ぶり日本代表復帰を果たして初戦のオランダ戦で代表初出場初得点した。7日までタイで行われた世界選手権でもカメルーン戦で両軍最多の18得点するなど、メダルには届かなかったが世界4位に貢献した。

 ◇秋本 美空(あきもと・みく)2006(平18)年8月18日、神奈川県出身の19歳。母は元日本代表の大友愛さん。小2でバレーボールを始める。共栄学園中―共栄学園高。春高バレーでは1年で8強入りして16歳で日本代表登録メンバー40人に選出された。2年は1回戦負けだったが、3年の77回大会では最優秀選手となる活躍で共栄学園を19年ぶりの優勝に導き、SVリーグ・姫路入りした。1メートル85。最高到達点3メートル16のアウトサイドヒッター。

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