【ラグビー】女子W杯イングランド大会が22日開幕!! FB松田凜日“弱気は成長の敵”

[ 2025年8月22日 06:00 ]

W杯イングランド大会へ意気込む松田
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 ラグビー女子のW杯イングランド大会は22日に開幕する。3大会連続6度目の出場で世界ランキング11位の日本代表は史上初の8強入りを目標に掲げ、24日の1次リーグ初戦で同5位のアイルランドと対戦する。自身2度目の大舞台となるFB松田凜日(りんか、23=東京山九フェニックス)が本紙の単独インタビューに応じ、元日本代表の父・努さん(55)の教えを明かし、飛躍を誓った。 (取材・構成 西海 康平)

 2度目となる大舞台に挑む松田は、3年前とは違って確かな自信を抱いている。「自分の強みはランとボールキャリー。まずはチームの戦術の中でそこを発揮し、FBとしての役割をしっかり遂行してチームに貢献したい」。アタックではトライを奪うためにライン参加し、ディフェンスでは最後のとりでとして体を張る。主力としての自覚も芽生え、言葉に力がこもる。

 ラグビーを始めてから「7人制での五輪出場」が一番の目標だった。本格的に15人制を始めたのは、直前のケガで出場を逃した東京五輪後。経験値は浅くても能力は抜きんでており、22年のW杯が開幕する5カ月前に日本代表デビューを飾った。だが、本人は疑心暗鬼で「“最大限のパフォーマンスをどうすれば出せるか”だったりを考えきれていなかった」。前回のW杯は全試合に先発しながら3戦全敗に終わった。

 父の努さんは東芝府中(現BL東京)で活躍し、日本代表FBとして3大会連続でW杯に出場。不完全燃焼に終わったW杯後、父に編集した映像を送り「この場面はどういうポジショニングをしたらいい?」とアドバイスを求めた。もともと、15人制に転向する際に背中を押してくれたのも努さん。始めるかどうか迷っていた時に「そんな弱気だったら成長できないよ」と言われた。その言葉が胸に響き「“なよなよ”していたら成長できない」「強気でいこう」と挑戦を決意した。

 「チームで準備してきたことを出し切れるように。悔いのない大会にしたい」

 昨夏のパリ五輪を経て、父の代名詞でもあった背番号15を再び背負う今大会。松田ら前回大会を経験した選手が多い日本代表は初戦でアイルランドと激突する。史上初の8強入りへ、松田を軸にスタートダッシュを決めたい。

 ◇松田 凜日(まつだ・りんか)2001年(平13)12月5日生まれ、東京都府中市出身の23歳。小3の頃に「府中ジュニアRFC」でラグビーを始める。国学院栃木、日体大を経て東京山九フェニックス所属。22年5月のフィジー戦で日本代表初キャップ。1メートル71、74キロ。FB。

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