大坂なおみ ママ初Vならず インタビューで涙「あまり時間を取りたくない」 会見も欠席

[ 2025年8月9日 04:41 ]

テニス ナショナルバンク・オープン女子シングルス決勝   大坂なおみ1―2ビクトリア・エムボコ ( 2025年8月7日    カナダ・モントリオール )

準優勝に終わった大坂なおみ(右)(カナダ通信提供、AP)

 女子シングルス決勝が7日に行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(27=フリー)は新鋭のビクトリア・エムボコ(18=カナダ)に6―2、4―6、1―6で逆転負けを喫し、準優勝だった。21年2月の全豪オープン以来、4年半ぶりのツアー制覇を逃したが、復調は証明し、24日に開幕する全米オープンに弾みを付けた。

23年7月に長女シャイちゃんを出産し、母としてのツアー初制覇も懸かっていた決勝。第1セットは6―2で圧倒したものの、第2セットは地元の声援に押された新鋭の強打や深いショットにてこずり、4―6で落とす。最終セットも一方的な展開で自滅。表彰式のインタビューでは涙を流し「あまり時間を取りたくない」とした上で周囲への謝意を述べたのみで切り上げ。記者会見も欠席し、後味の悪さを残した。

 準決勝までは以前のパワーテニスに新たな技術も取り入れた戦術で、4大大会に次ぐ格付けの今大会で地力を証明した。7月下旬にパトリック・ムラトグル氏との師弟関係解消を発表し、新たにトップ選手の指導経験があるトマシュ・ビクトロフスキ氏と仮契約。その初戦で頂点にあと一歩まで迫った。

 大会主催者を通じ「もっといいプレーができたと思う」とコメントした大坂。世界ランキングは49位から25位まで上昇し、3年7カ月ぶりにトップ30に復帰。過去2度制覇の全米オープンを、完全復活の舞台にしてみせる。

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2025年8月9日のニュース