【男子ゴルフ】大会連覇に挑む石川遼 昨年からのさらなるレベルアップ実感「スイングのベースはできた」

[ 2025年6月25日 13:58 ]

<プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品・プロアマ>プロアマで笑顔を見せる石川遼(撮影・西尾 大助)
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 男子ゴルフのプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品はあず26日から栃木県那須塩原市の西那須野カントリー倶楽部(6956ヤード、パー71)で開幕する。

 大会連覇の期待がかかる石川遼(33=CASIO)は、オープンウイークの前週をトレーニングとアプローチ、パットの練習に充て調整。「開幕から突っ走ってきて、疲労もだいぶありましたし、最初の1、2日はがっつり休んで、という感じでした」。10時間を超える睡眠時間を取り、体調は万全のようだ。

 昨年は選手会副会長として大会実行委員長を務め、約1年半ぶりのツアー19勝目を挙げた。大役を果たす一方で、反省もあったという。「(昨年は)もったいないところも結構あった。優勝してうれしい方が上回っているのはあるんですが、ミスはやっぱりあったので。そこは自分でも課題にしているところ」と明かす。

 それでも1年前に比べ「良い方向への変化は感じる」と実感。特にスイングに関しては迷いがなくなった。「スイングを変えてきたということに関しては、5年以上やってきた。でも、昨年からこの1年は、ほとんと(スイングの)感覚を変えずにここまでやれている。その週によって“もう少しこうかな”というのをほぼやっていない。それはジュニア時代を含め、自分のゴルフ人生を振り返っても、全然記憶にないくらい」とうなずく。

 以前は少しでも調子を上げようと、気になるところがあると、試さずにいられなかった、今はそういうこともなくなったという。「その日によって多少、調子の度合は違うんですけど、昨日からこれを変えてみるとか、ちょっと(スタンスを)オープンにしてみるとか、クローズにするとか、ちょっと(クラブを)外に上げてみるとかインに上げてみるとか、日替わり定食的なことを(この一年は)初めてやらなかった」。

 5年に及ぶ試行錯誤の時期を経て、目指すスイングの形はほぼ出来上がった。「ベースはつくれた。それができたのが昨年くらい。スイングに関しては、ああだこうだとやるのは、もうよそうと、昨年の段階で思っていました」ときっぱり。スイングに意識を向けなくて良いようになったことで、自身のゴルフも一段上がったという。

 「緊張した時に、強いかどうかのメンタルの強さではなくて、通常時に自分が考えているマインドだったり、常にどういうメンタルでいるのか、というところのメンタルは(以前は)そこまで気にしたことがなかった。それが、スイング以外のところにようやく向き合ってシフトしていけるようになった。スイングじゃないところにしっかりフォーカスできるようになった」

 今季はまだ優勝争いに絡めていないが、相性の良い大会でバージョンアップした石川がどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみだ。

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