彩華 3年ぶりV釣り上げる!悪条件も“合わせ”ばっちり単独首位 黄金世代今季1勝狙い

[ 2025年6月15日 04:25 ]

女子ゴルフツアー宮里藍サントリー・レディース   第3日 ( 2025年6月14日    兵庫県 六甲国際GC=6558ヤード、パー72 )

<サントリーレディス第3日>2番、ティーショットを放つ高橋彩華(撮影・井垣 忠夫)
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 4位から出た高橋彩華(26=フリー)が67をマークし、通算14アンダーで単独首位に浮上した。初優勝を飾った22年フジサンケイ・レディース以来の2勝目へ王手をかけた。2打差の2位に佐久間朱莉(22=大東建託)、河本結(26=RICOH)らが並んだ。今大会の上位2選手と、大会終了時点のメルセデス・ランキング上位3選手には7月31日に開幕するAIG全英女子オープンの出場資格が与えられる。

 最大瞬間風速12・8メートルを記録した強風と降雨のため2度の中断があった悪コンディションの中で高橋はスコアを伸ばしていった。「嵐みたいでしたね。風が凄く読みづらかったけど、最悪の事態を避けながらやった結果、うまくハマってくれた」とうなずいた。

 1番パー5では残り70ヤードの第3打を58度のウエッジでピン2メートルに寄せて、バーディー発進。後半はさらに風が強くなる中、13番では4メートル、16番では3メートルのパーパットをねじ込み、2日連続ボギーなしを記録した。

 今季は12試合に出場し、9試合で20位以内に入っており安定した成績を残してきた。しかし、先週地元の新潟で行われたヨネックス・レディースでは今季2度目の予選落ちを喫した。リフレッシュを兼ねて、日曜日に家族で船釣りに出かけると「人生で一番大きいキスが釣れました」。30センチ近くあり、唐揚げや刺し身にして食べたという。

 今大会で2位以内に入れば、全英切符を獲得できる。「絶対に全英に行きたい」と力強く言った。初めて挑んだ22年は、リンクスコース特有の強い海風に苦しんで予選落ちしており「うまく対応できなかった悔しさがある。今の実力でどのくらいいけるのか試したい」とリベンジを狙っている。

 渋野日向子らと同じ98年度生まれの黄金世代。通算50勝挙げているが、今季はまだ優勝者が出ていない。先週末は狙ったキスを見事に釣り上げた。今週の狙いは3年ぶり2勝目と全英切符だ。「釣りたいですね」。狙った獲物は逃がさない。

 ◇高橋 彩華(たかはし・さやか)1998年(平10)7月24日生まれ、新潟市出身の26歳。10歳からゴルフを始める。開志国際高―日本ウェルネススポーツ大卒。18年にプロテスト合格。ルーキーイヤーの19年はQTランキング28位の資格でレギュラーツアーに臨み、賞金ランキング19位で初のシード権を獲得。22年のフジサンケイ・レディースで初優勝。趣味は音楽鑑賞。1メートル62、55キロ。

 《佐久間 ボギーなしで2差2位「耐えて耐えて」》佐久間はボギーなしのラウンドを「耐えて耐えてのプレーだった」と振り返った。5月のブリヂストン・レディースで今季2勝目を飾ったものの、その後2週連続で予選落ち。今週はショットが復調し、優勝争いに入ってきた。大会アンバサダーを務める宮里藍さんはゴルフを始めた3歳のころから憧れの存在。プロアマ戦を同組で回り「楽しんで、のびのびやってね」と声をかけてもらった。3勝目へ「藍さんの名前の大会で勝てたらとてもうれしい」と意気込んだ。

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