【陸上】久保凛、記録ずくめの優勝でも悔しさ吐露「納得はいかなかった」 自身の日本記録更新はならず

[ 2025年6月15日 16:36 ]

陸上・近畿高校総体最終日 ( 2025年6月15日    京都市・たけびしスタジアム京都など )

女子800メートル決勝で先頭を独走する久保
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 女子800メートルの決勝が行われ、日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛3年)が大会新記録となる2分2秒76で3連覇を達成した。

 自身の持つ大会記録(2分3秒50)を更新し、84~86年の松本昌子(加悦谷)と89~91年の永井春名(宇治)以来、史上3人目となる同種目の3連覇を達成。1500メートルを含めると2年連続2冠となった。

 スタートから飛び出し、1周目を58秒で通過。スタンドの歓声を浴びる中、そのまま独走状態でフィニッシュした。ただ、自身の持つ日本記録(1分59秒93)の更新を一つの目標としていただけに、レース直後の表情は険しかった。

 「1周目の通過が良すぎたので、2周目に伸びたらと思っていたんですけど、全然伸びなかったというところで納得がいかなかったところはあります。その中でも大会記録では走りきることはできたので、もっとここから調子を上げていくというところで収穫はあったかなと思います」

 12日から始まった今大会は1500メートルと800メートルに出場し、前日の800メートル予選と準決勝は雨中のレースだった。この日の決勝で計5本目。「めちゃくちゃ疲れているというわけじゃないけど、2周目に疲れが出てしまったのかな」としつつも「何本走っても対応できる脚をつくらないといけない」と自らの課題とした。

 9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録は1分59秒00。既に世界選手権(東京)開催国枠エントリー設定記録(2分0秒99)は突破しているが、参加標準の突破に強い意欲を示す。

 次戦は7月4日に開幕する日本選手権(国立)。800メートルの連覇、そして世界選手権への切符を懸けた舞台だ。「東京の世界陸上に出場するというのが今シーズンの一番の目標で、楽しみにしているので。それを叶えるためにも、日本選手権でしっかり走って、標準記録を切って出場できるようにしたい」。思いを実現させるため、再び挑戦する。

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