【柔道】90キロ級の田嶋剛希「“世界チャンピオン(仮)”と言われないように」強豪撃破で連覇へ

[ 2025年6月13日 16:27 ]

世界選手権に向けて出発した柔道男子90キロ級の田嶋剛希(撮影・前川 晋作)
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 柔道男子90キロ級の田嶋剛希(27=パーク24)が13日、世界選手権(13日開幕、ハンガリー・ブダペスト)へ向けて羽田空港から出発した。

 8日の全日本実業団体対抗大会から中1週間での連戦となる。「試合でケガはなかったので体は大丈夫だけどメンタルは持っていかれた」と振り返った。旭化成と対戦した決勝、先鋒のウルフ・アロンが勝って1―0で迎えた次鋒戦で王子谷剛志に敗れた。「自分の失点で勝負がついてしまった。どうしても勝ちたかったし、ウルフさんの引退試合に花を添えたかったとかいろいろな思いがあったので、それができなくてへこみました」。気持ちを切り替え、今度は世界選手権の舞台へと向かう。

 昨年の世界選手権は初出場で優勝。しかしパリ五輪直前だったため、銀メダリストの村尾三四郎(JESエレベーター)や金メダリストのラシャ・ベカウリ(ジョージア)は出場していなかった。「(強豪選手が)いなかったから勝てたんでしょ、と言う人は少なからずいる。その中の一人が自分なので。“世界チャンピオン(仮)”と言われないように、自分自身を納得させて堂々と“俺は世界チャンピオンだ”と言えるように勝ちきりたい」。準々決勝でベカウリを、そして決勝で村尾を破っての連覇を見据えて力を込めた。

 田嶋と村尾の日本勢同士で決勝戦となれば、同階級では史上初のこととなる。「当たるとすれば決勝なので、戦えるのは楽しみ。2人のライバル関係をより高いレベルで築いていって、それが柔道界を盛り上げる要素になればという思いがある。しっかり投げにいって勝ちにいく。負けても受け入れて、しっかり良い柔道をしたい」。2028年ロサンゼルス五輪の代表を争うライバルとの真っ向勝負を誓った。

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