【全仏OP】ジョコビッチ決勝進出逃す 別れを告げるように赤土に手を…「ここでの最後の試合になるかも」

[ 2025年6月7日 08:15 ]

全仏オープンテニス 第13日 ( 2025年6月6日    パリ・ローランギャロス )

スタンディングオベーションの観衆に応えるジョコビッチ(AP)
Photo By AP

 男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのヤニック・シナー(23=イタリア)と第2シードの前回覇者カルロス・アルカラス(22=スペイン)が決勝へ進出した。四大大会で2000年代生まれ同士の決勝は初めて。全仏オープン決勝が男女ともに第1シードと第2シードの対決となったのは1984年以来41年ぶり(マッケンロー―レンドル、ナブラチロワ―エバート)。

 シナーは第6シードのノバク・ジョコビッチ(38=セルビア)に6―4、7―5、7―6(3)でストレート勝ちし、全仏では初の決勝進出。四大大会では昨年の全米オープン、今年の全豪オープンから通算20連勝とした。アルカラスは第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(23=イタリア)を4―6、7―6、6―0とリードした第4セット途中、ムゼッティが左脚のケガにより棄権した。

 2年ぶりの全仏優勝を目指したジョコビッチは第3セットこそタイブレークに持ち込んだが、好機にネットプレーでミスして流れをつかむことができなかった。敗戦が決まるとシナーと抱き合い、過去3度制した赤土のコートに別れを告げるかのように手を置き、立ち上がって拍手を送る観衆を見上げながら引き揚げた。

 元世界ランキング1位のジョコビッチは「もしかしたら、これがここでの最後の試合になるかもしれないから、最後は少し感情的になった」と説明。「12カ月後にここでプレーできるかは分からない」と言いながらも、「最後になるかもしれないとは言ったが、最後と言ったわけではない。次のウィンブルドンへ万全の準備を整えるため、できる限りのことはする」と前向きに話した。ジョコビッチは全豪オープン10回、全仏オープン3回、ウィンブルドン選手権7回、全米オープンで4回優勝しており、四大大会通算24勝は男子歴代1位。男女を通じてもマーガレット・スミス・コート(オーストラリア)と並び最多記録となっている。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年6月7日のニュース