堀奈津佳 10年ぶり初日首位「ゴルフをやめなきゃいけないんじゃ」悩んだ時期を乗り越え好発進

[ 2025年5月16日 17:37 ]

女子ゴルフツアー Sky RKBレディース ( 2025年5月16日    福岡 福岡雷山ゴルフ倶楽部=6489ヤード、パー72 )

<SkyRKBレディスクラシック第1日>  7番グリーンでボールを拾う堀奈津佳 (撮影・成瀬 徹) 
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 10年以上の長いスランプに陥っていた堀奈津佳(32=サニクリーン)が復活の兆しを見せた。8バーディー、ボギー無しの64で回り、15年のTポイント・レディース以来の初日単独トップに立った。

 2打差の2位に金沢志奈が続いている。5アンダーの67で川岸史果と菅楓華、佐久間朱が3位につけている。

 今大会がツアーデビュー戦となった六車日那乃は72の56位と出遅れた。

 トップ発進した堀は「カップが大きかったんですかね。本当にびっくりでした」と笑顔で喜びを語った。

 途中で自分の名前が順位ボードの一番上にあるのを見て「不思議な感じでした。自分が置かれている状況とかが交錯する感じで、もう1人の自分の名前があるような感覚になりました」と笑顔で振り返った。

 インの10番から出て11番で2メートルを沈めて波に乗ると14、15番で連続バーディー。後半のアウトでも1、2番そして5、6番で連続バーディー。最終9番では残り147ヤードの2打目を8Iで1メートル30センチにつけ、バーディーで締めくくった。

 8アンダーの64は13年アース・モンダミンカップの3日目以来となる12年ぶりの自己ベストタイだった。

 「1日を通してショットの縦の距離感も良かったですし、良いパッティングをずっと続けられました」

 ツアーの2勝の実績を誇るが、15年に賞金シードから陥落して以降、先の見えないにトンネルに迷い込んだ。一時は「プロゴルファーと言えるような球ではないショットを打ってる時期だったので、もうゴルフをやめなきゃいけないんじゃないか」と落ち込んだこともあった。

 だが、一昨年から森守洋コーチの指導を受けるようになりスイングを修正。「スイング軌道が切り返しでちょっと上から入る悪い癖があったので、そこをコーチと一緒に直したのと、コース内では体がクラブから外れてバランスを崩してしまうことも多かったので、それを直すためのドリルも結構やりました」と二人三脚で復調の道のりを歩んできた。

 発奮材料もあった。同学年でプロ同期生の工藤遥加が3月のアクサ・レディースで優勝したことも刺激になった。

 練習場でスマホの画面を見ながら応援していたが「16番くらいから泣いていました」と振り返る。

 工藤がなかなか勝てず、苦しんでいたことを知っていただけに「凄いうれしかったし、まだまだいけると思わせてくれた。自分もやっぱり頑張らないといけないなと思いました」

 今週は3日間の短期決戦だけにスタートダッシュは大きなアドバンテージだ。

 「まだ初日なので、あした、あさってどうなるか分かりませんが、良いショットと良いパットを続けたいというのが自分の中にあるので、あしたからもそれを続けたいです」と気を引き締めていた。

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