元小結の北勝富士が引退 年寄「大山」襲名 4場所連続など7個の金星を獲得「いい力士人生だった」

[ 2025年5月15日 13:29 ]

<夏場所5日目>引退会見に臨んだ北勝富士(撮影・郡司 修)
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 日本相撲協会は15日、元小結で西幕下3枚目の北勝富士(本名・中村大輝、32=八角部屋)が現役を引退し年寄「大山」を襲名したと発表した。

 押しに徹して幕内上位で長く活躍したが、昨年の九州場所後に右膝膝蓋骨脱臼の手術を受けて今年1月の初場所を全休。3月の春場所で復帰を果たしたが3勝12敗に終わり今場所は幕下に転落していた。

 元北勝富士は同日午後、東京・両国国技館で師匠の八角理事長(元横綱・北勝海)と会見し「悔しい思いも苦しい思いもたくさんしましたが、いい力士人生でした」と述べた。思い出の一番には、白鵬から金星を獲得した18年初場所3日目の取組を挙げた。

 埼玉県所沢市出身。幼少時から相撲を始め、中学時代に全国中学都道府県大会に優勝。埼玉栄高では高校横綱、日体大でも全国学生選手権、国体青年の部で個人戦優勝など輝かしい成績を残した。

 4年時に主要大会での優勝を逃したため、「大輝」のしこ名で2015年春場所で前相撲からデビュー。序二段、三段目で優勝し幕下も4場所で通過。16年名古屋場所で新十両に昇進した。翌秋場所は12勝を挙げ、十両優勝。同九州場所で新入幕を果たし、2人の横綱(北の富士、北勝海)からしこ名をいただき「北勝富士」に改名した。

 17年名古屋場所から4場所連続で金星を獲得するなど上位キラーとして活躍し19年春場所に小結に昇進。23年名古屋場所では12勝を挙げ優勝決定戦に進出も、豊昇龍に敗れ優勝を逃した。師匠の八角親方(元横綱・北勝海)譲りの徹底した押し相撲で活躍し金星は7個獲得。幕内は通算49場所務めた。通算成績は424勝368敗37休。敢闘1、技能2。

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