鍵山優真「6分間練習で悪くても絶対やってやる!」4回転フリップ転倒も意義ある挑戦

[ 2025年4月17日 21:09 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦第1日  ( 2025年4月17日    東京体育館 )

<世界国別対抗戦第1日>男子SP、演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)では、22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が93・73点で4位だった。五輪イヤーの来季を見据えてSPで初めて4回転フリップに挑戦。ダウングレードで転倒となったが、他の要素をきっちり決めた。

 弱気な自分に打ち勝った。鍵山は直前の6分間練習でフリップを1度も降りれなかった。それでも「6分間練習で悪くても絶対やってやる!」と強い気持ちでチャレンジ。「来季も同じ構成でやる予定なので、今日出た反省を生かして、このチャレンジは次につなげるようにしたい」と納得感を口にした。

 フリーでミスを連発した世界選手権以降、特にフリップは「苦手意識というかミスしがち」となったという。「どういう練習したらいいんだろう」と自信も失いかけた。モヤモヤした自分が吹っ切れるために、あえてのチャレンジ。「ここでうまくまとめようとしても自分の中で意味がない。ここで挑戦するからこそ来季につながる部分もある」と語り「自分ができるという信じ切ることが大事だと感じた」と語った。

 今季はSPで何度も会心の演技を見せたが、北京五輪で出した自己ベスト108・12点を上回れなかった。ジャンプだけが全てではないが、高難度技を組み込む必要性も感じた。「なかなか自己ベストを更新できなかった。イリア(マリニン)選手も意識しながら近づいていきたい思いもある。今日のチャレンジは意味がある部分もあったと思う」とうなずいた。

 既に来季曲の振付も開始。「前は向けている」と語る。今季の締めくくりとなるフリーは18日。「悔しいけど、この気持ちは明日まで忘れない」と緊張感を持続し、今季の集大成に挑む。

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