異色の経歴!拓大出身も学生相撲は未経験 幕下付け出し行徳康祐が夏場所デビューへ 「1勝でも多く…」

[ 2025年4月3日 19:44 ]

稽古で汗を流す行徳康祐(撮影・中村 和也)
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 昨年の国民スポーツ大会成年個人3位で幕下最下位格付け出し資格を得た行徳康祐(22=玉ノ井部屋)が3日、東京都足立区の同部屋で稽古を行った。一丁押しでは兄弟子らに負けない強烈な押しを披露。一列になってすり足で土俵を回る“むかで”や腕立て、四股などで汗を流した。

 異色の経歴を持つ22歳が角界入りする。拓大出身も学生相撲は未経験。足立新田高3年時に新型コロナウイルスの感染拡大でインターハイなどの大会が中止となり、「あんまり相撲に対するモチベーションがなかった。いったん相撲は、いいかなと思っていた」。卒業後、相撲部には所属せず政経学部で学生生活を送った。

 大学1年時に「体育の授業がないので、体を動かさないといけないなと思った」と母校の稽古に参加した。恩師で足立新田高相撲部の松永昭久監督から「コーチやってみない?」と声をかけられ承諾。コーチとして後輩たちに胸を出し、稽古を積んだ。

 プロを意識し始めたのは大学4年時。「プロどうだ?」と大学時代に全国大会入賞経験のある恩師からの言葉も力に変え、昨年の国民スポーツ大会成年個人3位などの実績を残した。玉ノ井部屋への入門を決めたのは年始。足立新田高の先輩で幕下・東俊隆や十両・羽出山らの存在も入門の決め手になった。

 5月2日の新弟子検査を経て夏場所では、いきなり幕下最下位格付け出しでのデビューとなる。目標は「1勝でも多く勝つこと。まずは夏場所で勝って次は関取、ゆくゆくは幕内で活躍できるようにしたい」と力を込めた。

 ◇行徳 康祐(ぎょうとく・こうすけ)2002年(平14)10月22日生まれ、東京都足立区出身の22歳。小1から相撲を始め中3まで文京針ケ谷相撲クラブ。足立新田高卒業後は拓大政経学部に進学。相撲部には所属せず、母校でコーチをしながら競技を続ける。昨年10月の国民スポーツ大会で個人3位。12月の全日本選手権は優勝した池田俊に敗れ16強。1メートル77、140キロ。得意は左四つ、押し。家族は父と兄。血液型A。趣味は「相撲」。

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