千葉百音 日本勢最高2位発進「こんなに楽しいものなんだ」“約束の地”ボストンで躍動

[ 2025年3月27日 07:20 ]

フィギュアスケート世界選手権第1日 ( 2025年3月26日    米マサチューセッツ州ボストン・TDガーデン )

女子SPで上位に入った(左から)2位・千葉、首位・リュウ、3位・レビト
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 女子SPが行われ、2大会連続出場の千葉百音(木下アカデミー)は自己ベストとなる73・44点で2位発進した。冒頭のルッツ―トーループの連続3回転の後半で4分の1回転不足を取られ、ステップシークエンスではレベル3の評価だったが、完成度の高い華やかな「ラストダンス」で魅了した。日本勢最高位で首位とは1・14点差。表彰台のトップも見えてきた。

 初出場の昨年はSP13位と出遅れたが、今回は違う。「絶対去年の二の舞にはなりたくない」と心に決め、アップからイメージトレーニングを欠かさなかったことで重圧を感じなくなった。「プレッシャーは感じずに、ずっとそのハイテンションのまま演技できた」と話した。

 アップテンポなナンバー「ラストダンス」は地元ボストン出身のドナ・サマーさんによる楽曲。昨オフ選曲の際に浜田美栄コーチから「作曲者の方がボストン出身なんだよ」との提案を受け、当時の千葉の琴線に触れた。「来年も世界選手権に出れるか分からないけど、でも出れるように強くなりたいな。そこでラストダンスできたら最高だな」。進化を続けるスケーターが、約束の地で躍動した。

 この楽曲を演じ切る上で重要なのは笑顔。以前から浜田コーチから「顔が大事だから」と助言を受け、表情を無理矢理につくっていた。だが、ボストンでの「ラストダンス」の今回は滑りながら自然と笑顔があふれた。「こんなに楽しいものなんだ。うれしいなとか、楽しいなとか、そういう感情から湧き上がる笑顔だった」と振り返った。

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