有森裕子さん 不破聖衣来ら女子中長距離界の逸材に伝えたいこと「ひっくり返っちゃう」

[ 2025年3月14日 14:54 ]

有森裕子さん
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 アトランタ、バルセロナ五輪女子マラソン2大会連続メダリストの有森裕子さん(58)が、アテネ五輪女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(46)司会の東海テレビYouTube「野口みずきのランナーズハイ」に出演。有森さんに28年ロサンゼルス五輪に向けた陸上女子中長距離界の「逸材」について語った。

 ロス五輪に向けて女子長距離界に楽しみな選手が増えてきた。

 田中希実、不破聖衣来、久保凛…。日本陸上の常識を覆してきた選手たちは年齢的にもこれからピークを迎える。

 有森さんは「“次は彼女!”って言いたいんだけど(逸材といえば)今の高校生、大学生が対象になる」と切り出した。

 女子選手には男子と違った難しさがあるという。

 「あんまり言わないんだけど(高校生、大学生の時期は)一番体が変化する。自分のコントロールが効かないところでの変化とどう向き合うか。それは私たちには見えない。(だから)今の能力で期待とは言えない」と指摘した。

 野口さんもその点は共感する。その変化の時期に「指導者に任せて管理されていたらダメ」と注意を促した。

 有森さんは「変化を自分で認識する力は大事。意識することができないと、どうにでもひっくり返っちゃう。私みたいは選手が出てきちゃう。意識するだけで這い上がってくる選手がいる」と解説した。

 学生時代はタイムも平凡で、そこから体の変化とも付き合いながら五輪メダリストになった有森さんの言葉には説得力がある。

 有森さんはあえて自分から選手の名前を挙げることはしなかった。「自分の身体を管理できる選手こそが逸材かな。指導者がコントロールしている時点でアウト。自分の身体のことだから人任せはやめた方がいい」と訴えた。 

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