カーリング ロコ・ソラーレ痛い黒星発進 4位以下なら五輪アウト 氷上のごみに泣く不運も…

[ 2025年2月3日 04:30 ]

カーリング日本選手権第1日 ( 2025年2月2日    神奈川・横浜BUNTAI )

ストーンを投じる藤沢(左から2人目)(撮影・小海途 良幹)
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 2日に開幕し、女子1次リーグ4試合が行われた。22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは北海道銀行に5―7で敗戦。今大会で4位以下なら26年ミラノ・コルティナ五輪への道が断たれる大会初戦で、ストーンに氷上のごみがかむ不運もあり黒星発進となった。1次リーグは5チームずつの2ブロックで総当たりを実施し、上位3チーム計6チームが2次リーグに進出する。

 黒星発進にも、チームの表情は決して暗くない。まだ1試合を終えただけ。スキップの藤沢五月(33)は「結果的に負けてしまったけど、内容的にそこまで悪くない。反省点は作戦面。ただ、チーム全体の調子としては良い形で、収穫があった試合だと思う」と前向きに振り返った。

 初の首都圏、アリーナ開催となった今大会。約2000席の入場券は完売し客席はぎっしり埋まった。第2エンド(E)、藤沢のダブルテイクアウトでリードを奪うと大歓声が上がる。しかし、第5Eで逆転を許して劣勢に立たされた。第6Eでは吉田夕梨花(31)の1投目のショットに氷上のごみがかみ、急失速する不運にも見舞われてスチールを許す。第9Eで1点差に迫る粘りを見せるも、追いつけなかった。

 3連覇が懸かっていた昨年大会は2次リーグ敗退で4位となり、世界選手権出場を逃す屈辱を味わった。チーム全員で向き合い、何が足りないかを話し合った。藤沢は言う。「自分たちは北見市常呂町っていう田舎町から、がむしゃらに雑草のようにかっこ悪く、それでも一人一人の個性を大切にプレーしてきた。これが私たち、ロコ・ソラーレらしさ」。原点に立ち返り、今大会を迎えた。

 「修正すべき所はほんの少し。自分たちがやってきたことを、いかにアイスの上で表現できるか」と藤沢。4位以下なら五輪への道が閉ざされる大一番。五輪2大会連続メダルの実力を、正念場でこそ発揮してみせる。 (中村 文香)

 ▽五輪への道 日本代表の条件は24年日本選手権優勝(女子はSC軽井沢ク)、25年同優勝、世界チームランク日本最上位かつ24年または25年の日本選手権で3位以内などを満たすチーム。女子最上位ランクは5位のロコ・ソラーレで、今大会3位以内で9月の代表候補決定戦に進出。優勝なら昨年覇者のSC軽井沢クと決定戦で一騎打ち。他チームが優勝なら3チームで五輪候補を争う。国別の五輪出場権は24、25年の世界選手権のポイント順に与えられ、逃した場合は残り2枠が決まる12月の世界最終予選で獲得を目指す。

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