女子マラソン史上初の2時間10分切り シカゴ・マラソンで30歳チェプンゲティッチがV

[ 2024年10月15日 02:00 ]

 シカゴ・マラソンの女子で世界新記録をマークし、掲示板の横で笑顔を見せるチェプンゲティッチ=シカゴ(USAトゥデー・ロイター=共同)
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 シカゴ・マラソンは13日、シカゴで行われ、女子のルース・チェプンゲティッチ(ケニア)が2時間9分56秒の世界新記録で優勝した。2時間11分53秒の従来の記録を2分近く更新し、女子で初めて2時間10分の壁を破った。19年世界選手権覇者で30歳のチェプンゲティッチは、シカゴでは2年ぶり3度目の優勝。男子はジョン・コリル(ケニア)が2時間2分43秒で初優勝し、日本勢は細谷恭平(黒崎播磨)が2時間7分20秒で6位に入ったのが最高だった。

 女子で初めて2時間10分の壁を破ったチェプンゲティッチは「ペースは速かったが、プラン通り」と胸を張った。23年のベルリンマラソンでアセファが出した従来の世界記録を約2分も短縮。伴走した男子のペースメーカー2人には「少し遅いと感じたので(彼らに)そう伝えた」と笑う。序盤から独走態勢を築き、両手を上げて笑顔でゴールに飛び込み「シカゴの(沿道の)皆さんが、素晴らしいレースをするため、後押ししてくれた」と素直に喜んだ。

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