リレー侍は5位 2走で爆走サニブラウン「死ぬほど悔しい」「もっともっと強く」

[ 2024年8月10日 04:23 ]

パリ五輪第15日 陸上 ( 2024年8月9日    フランス競技場 )

<パリ五輪・陸上男子4X100メートルリレー決勝>5位に終わり肩を落とす(左から)サニブラウン、上山、桐生、坂井
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 男子400メートルリレー決勝で、日本は37秒78の5位で16年リオ五輪銀以来、2大会ぶりの表彰台に届かなかった。

 前日(8日)の予選は1走からサニブラウン・ハキーム(東レ)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、上山紘輝(住友電工)のオーダーだったが、決勝は1走に坂井隆一郎(大阪ガス)、2走にサニブラウンを起用した。

 優勝候補筆頭の米国が1→2走でバトンミス。日本はスムーズにつながり、サニブラウン→桐生、桐生→上山はトップ。だが、金のカナダ、銀の南アフリカ、銅の英国のアンカーが加速つき100メートルを8秒台でカバーする中、上山は9秒33要して抜き去られた。

 メダルに届かず、サニブラウンは「死ぬほど悔しいです、やっぱり。みんなで金メダルを獲ろうとずっとやってきて。やっぱり悔しいですね」と話した。

 100メートルは準決勝で9秒96の自己新をマークしながら、目指していた決勝に進めず、リレーも理想には遠かった。「本当にこれからですね。来年の東京世界陸上もありますし。LAの五輪でしっかりリベンジしたいんで、もっともっとしっかり強くなって最後、笑って終わりたい」。パリの経験を糧に、日本の大エースはさらに加速する。

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