瀬戸大也 200M個人メドレー7位「全体的にうまく泳げなかった」ラスト50Mで失速

[ 2024年8月3日 03:51 ]

パリ五輪第8日 競泳 男子200メートル個人メドレー決勝 ( 2024年8月2日    ラデファンス・アリーナ )

瀬戸大也(AP)
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 競泳の男子200メートル個人メドレー決勝が行われ、瀬戸大也(30=CHARIS&Co.)は1分57秒21の7位だった。男子400メートル個人メドレーで銅に輝いた16年リオデジャネイロ五輪以来2大会ぶりの個人種目メダルはならなかった。

 2レーンでスタートした瀬戸は50メートルのバタフライで先頭争いを繰り広げた。100メートルのターンでは5番手付近に落ちたものの、得意の平泳ぎで150メートルターンでは3番手争いまで追い上げた。だが、ラスト50メートルの自由形で失速し、結果は7位だった。

 レース後のインタビューで瀬戸は「タイムが全然。準決よりも落としてしまった。でも、素晴らしいメンバーの中で全力で泳げた。全体的にうまく泳げなかった」と悔やんだ。

 1日の準決勝2組は”怪物”レオン・マルシャン(22=フランス)の隣を泳ぎ、シーズンベストの1分56秒59を叩きだして全体5位通過。「まだ余力はあります。予選から準決勝と思い描いたレースができている。決勝は全部ぶつけたい。メダルのチャンスはある」と手応えを口にしていた。400メートル個人メドレーは7位に終わったものの、決勝で2位争いを繰り広げていた。

 22年3月からリオ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤を育てた東海大の加藤コーチに師事。さらに昨秋からはオーストラリアに拠点を移すなど、試行錯誤しながら質の高い練習を追い求めてきた。今年3月の代表選考会では400メートル個人メドレーこそ派遣標準記録を切れなかった、自力で代表兼を獲得したのが200メートル個人メドレーだった。

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