バドミントン・山口茜 3大会連続8強 準々決勝でタイ選手にストレート勝利

[ 2024年8月2日 02:05 ]

パリ五輪第7日 バドミントン ( 2024年8月1日    ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ )

女子シングルス決勝トーナメント1回戦に出場した山口茜(AP)
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 女子シングルスの決勝トーナメント1回戦が行われ、世界ランク6位の山口茜(27=再春館製薬所)は、同16位のスパニダ・カテトン(タイ)に21―6、21―13でストレート勝ちし、3日の準々決勝に進んだ。

 リオデジャネイロ五輪、東京五輪に続く3大会連続の8強入り。

 山口は格の違いを見せつけた。第1ゲーム序盤から柔らかなタッチで多彩なショットを繰り出し、相手のミスを誘ってリードを広げた。一方的な展開で先取した。

 第2ゲームは果敢に打ち込んでくる相手に手こずり、6―10とリードを許した。しかしネット際に落とす球を効果的に使ってリズムを変えて逆転すると、その後は主導権を渡さず逃げ切った。

 16年リオデジャネイロ五輪、21年東京五輪はいずれも準々決勝で敗れて涙を流した。21、22年に世界選手権で連覇を達成するなど実績を重ねて、3度目の出場となるパリでは悲願のメダルを目指している。

 昨秋のアジア大会で右脚を負傷し長期離脱。今春には右臀部(でんぶ)を痛めたが、プレーに支障がない状態まで回復している。

 1次リーグは2戦全勝の1位で突破。決勝トーナメントを見据え「挑戦するだけだと思う。思い切ってやりたい」と話していた。

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