身長1メートル60の最小兵力士・琴元村が前相撲初戦で完敗 秀ノ山親方「まだ成長期だから…」

[ 2024年5月14日 10:41 ]

大相撲夏場所3日目 ( 2024年5月14日    東京・両国国技館 )

<大相撲夏場所3日目>前相撲に臨む琴元村(撮影・松永 柊斗)  
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 今場所の新弟子検査に合格した10人のうち、付け出し2人と外国出身者1人、休場者1人を除く計6人による前相撲が始まった。

 体格基準の撤廃により12年ぶりに復活した二次検査(運動能力テスト)で合格した身長1メートル60、体重68キロの元村康誠(15=佐渡ケ嶽部屋)が「琴元村」のしこ名で初土俵を踏んだ。

 “デビュー戦”の相手は、日大出身で東日本学生体重別135キロ以上級3位の実績を持つ宮崎(22=境川部屋)。いきなり強敵との対戦が組まれ、わずか3秒で一方的に押し出された。力士人生最初の取組は完敗に終わり「全然(ダメ)でした」と力の差を痛感。「行司さんや審判がいて違う緊張感がありました」と大相撲ならではの独特の雰囲気を味わった。

 佐渡ケ嶽部屋での生活を始めた4月11日には67.3キロだった体重は、5月2日の新弟子検査時に68キロ、現在は70キロと着実に増えている。明日以降の前相撲、そして今後の力士人生を見据え「体が小さいので、とにかく動いて自分らしい相撲を取りたい」と抱負を述べた。

 琴元村を小学生時代にスカウトした部屋の秀ノ山親方(元大関・琴奨菊)は「相手が悪かったね。みんなここからスタートだから」と苦笑い。今後の可能性については「15歳でまだ成長期だから全然あると思う」と期待を込めた。

 ◇琴元村 康誠(こともとむら・こうせい)本名=元村康誠。2008年(平20)8月14日生まれ、佐賀県武雄市出身の15歳。地元の北方相撲クラブで小2から相撲を始める。小4時に「琴奨菊チーム」として出場した白鵬杯で技能賞。冨山大翔(現・鳥取城北高1年)を破った取組の動画がSNSで拡散され、テレビでも取り上げられるなど大きな話題を呼んだ。武雄市立北方中3年時に全中団体戦8強(中堅で出場)。今年2月、白鵬杯中学生の部で3回戦進出。佐渡ケ嶽部屋に入門し、新弟子二次検査(運動能力テスト)で合格。1メートル60、68キロ。

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