【競泳】本多灯が全体1位で決勝進出「常に1番でいい記録で終わりたい」男子200mバタフライ準決勝

[ 2024年3月20日 21:16 ]

競泳 パリ五輪代表選考会 ( 2024年3月20日    東京アクアティクスセンター )

<国際大会代表選考会>男子200メートルバタフライ準決勝、力泳する本多(撮影・岡田 丈靖)
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 男子200メートルバタフライの準決勝が行われ、本多灯(イトマン東京)が1分55秒43の全体1位で決勝に進んだ。

 男子400メートル個人メドレーでまさかの予選落ち。東京五輪で銀メダルを獲得した200メートルバタフライには背水の覚悟で臨んだ。

 午前中の予選を2位通過し「自分が見据えているパリのことを考えた時に、ここでつまずく訳にはいかない。代表権を獲りたい」と真剣な表情で話した。

 夜の準決勝は前半、体力を温存するレースプランだったが、リラックスした泳ぎで好ラップを重ねて徐々にリードを広げた。
 しかし終盤は伸びを欠いて、派遣標準記録(1分55秒27)には届かず「最後の50メートルはきつかった。派遣標準記録は切りたかった」と悔しがった。

 2月の世界選手権の同種目では、直前に左足首を捻挫しながら金メダルを獲得した。まだ患部には違和感も残っているが「泳いでいる最中は大丈夫」と気丈に話した。この日の2レースでも影響は感じさせなかった。

 決勝を見据え「この種目を引っ張ってきた一人として正直予選も1位で通過したかった。準決勝で1位は獲れたので、センターで常に1番、1番で泳ぎ続けて良い記録で終わりたい」と意気込んだ。

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