IOCバッハ会長　イスラエルの五輪出場容認へ

オンラインで取材に応じるIOCのバッハ会長＝6日（共同）
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　国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長は6日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルについて、今夏のパリ五輪出場を容認する方針を明らかにした。オンライン取材に応じ、「何の疑問もない。（大会中も）安心して過ごしてほしい」と語った。

　イスラエルに対し、何らかの処分を求める声が一部で上がっていた。IOCは昨年10月、ロシア・オリンピック委員会（ROC）に対してウクライナの東部ドネツクなど一部地域のスポーツ組織を一方的に編入したとして、無期限の資格停止処分を科した。しかし、ガザ情勢はこうした問題と状況が違うとの認識を示した。