パリ切符懸け10日に名古屋ウィメンズ 増田明美さん「いいペースメーカーお願いしますね」東京では物議

[ 2024年3月8日 15:28 ]

増田明美さん
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 パリ五輪代表の女子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦、名古屋ウィメンズマラソンは10日にバンテリンドーム発着の42・195キロで争われる。

 8日は有力選手の会見が行われ、増田明美さんがペースメーカーについて質問した。

 男子のパリ3枠目が懸かっていた3日の東京マラソンでは、日本勢をけん引するペースメーカーが予定のペースを刻めず、選手からも戸惑う声が出た他、ペースメーカーが給水で立ち止まり、後続ランナーの邪魔になるシーンもあった。

 このため、増田さんは「ペースメーカーの働きが気になる。東京マラソンであまりいい働きしなかったということで。ペースメーカーの指示決まっているんですか?どう対応していくか聞きたい」としたが、まだペースは未定。「じゃあ、この質問だめね。凄く気になったの。なんか船でうまく運んでもらってね、ちょっと頑張ってほしいなと思って。いいペースメーカーお願いしますね」と話すと、会場には笑いが起きた。

 女子五輪代表は昨秋のMGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)が既に決定。

 3枠目を巡っては、1月の大阪国際で前田穂南(天満屋)が日本陸連の設定タイム2時間21分41秒を大幅に上回る2時間18分59秒の日本新記録をマーク。今大会で日本記録をさらに更新した選手か、更新できなければ前田が代表となる。

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