【世界卓球】早田ひな 中国に「ここまで競った試合できた」手応えの銀 「また違う壁を越えたい」

[ 2024年2月25日 00:05 ]

卓球・世界選手権団体戦第9日 ( 2024年2月24日    韓国・釜山 )

(左から)早田ひな、張本美和、平野美宇
Photo By スポニチ

 女子決勝が行われ、日本は2-3で中国に敗れ、5大会連続の銀メダルとなった。

 日本は張本美和(15=木下グループ)、早田ひな(23=日本生命)、平野美宇(23=木下グループ)でオーダーを組み、伊藤美誠(23=スターツ)と木原美悠(19=木下グループ)が応援に回った。

 1番手で世界16位の張本は同1位・孫穎莎に0-3でストレート負け。2番手の世界5位・早田は、同3位で東京五輪金メダリストの陳夢を逆転の3-1で下し、1-1のタイに戻した。

 世界18位の平野は世界ランク2位・王芸迪にストレート勝ち。2-1として、第4試合の早田につないだ。

 早田と孫の日中エース対決。第1ゲームは2-11、第2ゲームは巻き返しを見せたが7-11と連続で落とした。第3ゲームは一進一退の攻防の中、力を振り絞ったが6-11でストレート負けを喫した。2-2で15歳・張本に命運が託された。

 最終決戦に臨んだ張本は東京五輪金メダリストの陳夢と対決。第1ゲームを11-4で先取したが逆転を許し、1-3で敗れた。

 エースとしてけん引した早田は「人生で初めて、2-2のラストまでまわって。2番で勝つことができて、3番で平野選手が勝ってまわしてくれて。4番、惜しくも負けてしまったけど。ここまで競った試合ができて、自分たちの成長かなと思う」と手応えを口にした。

 陳夢に対し、2-3で敗れる試合が今まで多かっただけに、「この大舞台で、最後はラッキーだったけど、3-2で乗り越えることができた」。

 また、「自分1人だけで勝てたわけじゃない。いろんな方に支えてもらった。美誠にアドバイスしてもらったり、いろんな方のサポートで一つの壁を越えることができた。これで自信をつけて、これからも頑張りたい。よりここから対中国として厳しい戦いが続く。団体としてまた、違う壁を越えられるように頑張りたい」と意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年2月24日のニュース