ケニア人留学生カミナがドーピング 創価大の出雲駅伝2位は失効

[ 2024年2月16日 04:35 ]

創価大のリーキー・カミナ
Photo By 提供写真

 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は15日、陸上男子でケニア出身のリーキー・カミナ(創価大)をドーピング違反で、23年10月12日から3年間の資格停止処分としたと発表。

 5000メートルで優勝した昨年9月16日の日本学生対校選手権での検査で禁止物質「ナンドロロン」が検出された。同選手権の成績は取り消される。

 カミナは同10月の出雲駅伝に出場。創価大は2位に入ったが、総合成績と出場選手全員の個人成績が失効。3位の城西大が2位、4位の国学院大が3位。カミナが区間2位だった3区を含めて、区間成績は創価大の選手を除いた順位に修正される。

 創価大によると、昨年7~9月に帰国していたケニアで強い倦怠(けんたい)感を訴え、市販薬を摂取した。JADAからの通知は10月12日で通知前の出雲駅伝には出場した。意図的摂取ではないと弁明書は提出も立証は困難と判断。カミナは既にケニアに帰国している。

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