琴ノ若　10勝目！1敗守り優勝争い先頭、大関昇進へ前進　2敗で照ノ富士、霧島、豊昇龍追う

＜初場所11日目＞王鵬（右）を攻める琴ノ若（撮影・久冨木　修）　
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　大相撲初場所は24日、東京・両国国技館で11日目の取組が行われ、関脇・琴ノ若（26＝佐渡ケ嶽部屋）は王鵬（23＝大嶽部屋）を押し出して1敗を守った。2桁となる10勝目を挙げて優勝争い単独トップをキープ。大関昇進と初優勝へ前進した。

　立ち合いから攻めの手を緩めず、貫禄勝ち。「一番一番集中していたので、それが圧力となって現れたのではないでしょうか」と淡々と振り返った。

　大関・豊昇龍は、快進撃の新入幕・大の里を下手投げで下して2敗を守った。綱獲りを狙う大関・霧島は関脇・大栄翔を突き出し。こちらも2敗を守った。大の里は3敗目を喫し、あす12日目は横綱・照ノ富士と対戦する。

　横綱・照ノ富士は8勝2敗同士で並んでいた平幕・阿武咲と対戦し、寄り切りで下した。

　11日目を終え、1敗は琴ノ若ただ1人。2敗は照ノ富士、霧島、豊昇龍となった。