37歳のベテラン・碧山「右膝前十字靱帯断裂の疑い」で7日目から休場 幕尻から再び十両転落へ

[ 2024年1月20日 09:26 ]

大相撲初場所7日目 ( 2024年1月20日    東京・両国国技館 )

碧山
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 日本相撲協会は20日、西前頭17枚目の碧山(37=春日野部屋)が7日目から休場すると発表した。

 提出された診断書には「右膝前十字靱帯断裂の疑い」で「今後精査加療を要するため初場所は休場となる見込み」と記されていた。

 碧山は7日目、琴勝峰に押し出しで敗れて土俵下へ落下。分厚いサポーターが施されている古傷の左膝ではなく反対の右足を引きずって花道を引き揚げていた。支度部屋では報道陣の取材に応じられず、神妙な表情で目を閉じていた。

 関脇経験もある37歳のベテランは、6年ぶりに十両の土俵に臨んだ先場所を勝ち越して1場所で幕内復帰。しかし今場所は、残留へ後がない幕尻で初日から6連敗と不調だった。

 このまま再出場の可能性は極めて低いため、再び十両転落が余儀なくされる。

 碧山の休場は21年夏場所以来、自身6度目。この日対戦予定だった阿武咲(27=阿武松部屋)は不戦勝となる。

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