本田真凜さん 笑顔の一歩 プロスケーター初舞台「楽しんでもらうのが一番」 

[ 2024年1月20日 04:45 ]

プロとしての第一歩をしるした本田真凜さん
Photo By スポニチ

 今月に現役引退したフィギュアスケート女子で16年世界ジュニア女王の本田真凜さん(22)が19日、西東京市のダイドードリンコアイスアリーナで行われたアイスショー「プリンスアイスワールド東京公演」初日公演に出演した。ショー用にアレンジした今季フリー曲「リトルマーメイド」を華麗に舞い、プロスケーターとしての第一歩を刻んだ。

 まるで人魚になったかのようにディズニーの世界観に没入し、笑顔を絶やさずイナバウアーやビールマンスピンを披露。「もっとお客さんに楽しんでもらえるように」と思いを込めた。

 幼い時から「試合はアイスショーに出たくて頑張っている」と語るほど、観客を笑顔にさせるのが大好きだった。「いろんなジャンルの演技をたくさんできるように頑張りたい」と今後の意気込みを口にした。

 今回ともに参加している高橋大輔さんが競技会で演じていた「白鳥の湖 ヒップホップバージョン」のように、採点競技の枠を超えてワクワクさせる滑りをずっと目標にしてきた。競技会から離れ、演技が採点されることはないが、プロとしてもその理想は変わらない。「アイスショーはお客さんに楽しんでもらうのが一番」。目指すのは、記録でなく記憶に残る演技だ。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年1月20日のニュース