青学大・原晋監督 マラソン初挑戦の太田に優勝争い期待「青学軍団がインパクト与えるレースに」

[ 2024年1月11日 15:41 ]

<青学大・箱根駅伝優勝報告会>箱根駅伝優勝報告会であいさつする原監督(右)ら(撮影・会津 智海)
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 第100回東京箱根間往復大学駅伝(2、3日)の3区で区間賞を獲得し、青学大の2年ぶり7度目の総合優勝の立役者となった太田蒼生(3年)が別府大分毎日マラソン(2月4日)に一般参加でエントリーしたが、同大の原晋監督は11日、優勝争いに加わることを期待した。

 この日、青山キャンパスで行われた箱根駅伝の報告会後、取材に応じた原監督は初マラソンに挑む太田について「マラソンは35キロからが勝負。そこをうまく乗り切ってほしい。期待はしていますよ。未知の世界のポテンシャルの高さは皆さんも感じたと思う」と話した。

 コンディション次第では東京マラソン(3月3日)にスライドする可能性も残しているが「東京はペースが早すぎる。今はタイムを狙う子が多いけど、陸上競技の原点は順番争い、大会で優勝することが本来の喜び。別大は競馬ならG1レース。そこで優勝を狙う方が得策」とレースでは記録よりも勝負にこだわる姿勢を示した。

 前回の別大マラソンでは当時青学大4年の横田俊吾(JR東日本)が2時間7分47秒の日本学生新記録をマークし4位に入った。

 今回は青学大から太田のほかに9区区間賞の倉本玄太(4年)らもエントリーした。

 原監督は「(太田も倉本も)ポテンシャルはあるので、学生記録を狙いたい。全国生中継だから、青学軍団がマラソンを走ることで、多くのファンにインパクトを与えるようなレースにしたい」と先輩の記録更新も十分に可能と見ている。

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