青学大・原監督「主軸そろってきた」佐藤一世が青学記録に迫る1万m28分11秒00

[ 2023年11月22日 20:38 ]

マーチ対抗戦 ( 2023年11月22日    東京都町田市・町田GIONスタジアム )

青学大・原監督

 来年1月2、3日の箱根駅伝に向けた記録会として明大、青学大、立大、中大、法大6チームの1万メートル上位10人のタイムで競い、青学大が4時間44分31秒87で3連覇を飾った。

 個人では青学大の佐藤一世(4年)が自己ベストの28分11秒00で制し、中大の湯浅仁(4年)が28分12秒17で2位。3位は青学大の黒田朝日(2年)で28分15秒82だった。佐藤は近藤幸太郎が持つ青学大記録28分10秒50に迫る快走だった。

 青学大は今月の全日本大学駅伝で準優勝。箱根で学生駅伝2季連続3冠の懸かる駒大を止める最有力チームとして、原晋監督は「我々は良い意味で優勝以外は評価されないチームになった。倒せるのは青学しかないと6冠阻止に向けて頑張る」と話した。

 佐藤、黒田に加え、倉本玄太(4年)太田蒼生(3年)らが上位を独占。4年の佐藤については「ここに来て調子上げてきてくれた。箱根には合うと思う。元々、駅伝男なので」と高評価した。また倉本については「最後の最後の選考で結果が出た。大いにステップアップできる人材」とし、黒田について「どの区間でも任せられるエースに成長した。自信を持って箱根で戦わせたい」と期待を寄せた。

 「主軸がそろってきた。黒田、太田、佐藤が戻ってきた。頼もしい。3本柱と行っても過言ではない」と指揮官。「10人そろえば戦えないチームではない。駒沢と戦える位置にいる」と現在地を口にした。

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