青学大・原監督「駒大は史上最強軍団」称えるも…19年と同じ2位から箱根Vへ不敵「縁起担ぐ」

[ 2023年11月6日 04:45 ]

全日本大学駅伝 ( 2023年11月5日    愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮の8区間106.8キロ )

ゴール前で国学院大・伊地知(左)を振り切る青学大・田中
Photo By 代表撮影

 青学大は国学院大、中大との争いを制して2位に入った。名古屋市内を走る1、2区間の駒大の独走阻止へ、原晋監督(56)は「名古屋大作戦」を掲げた。だが勢いよく飛び出した1区・若林宏樹(3年)は終盤で追いつかれ8位に。最終的には3分34秒差の完敗を喫し、5年ぶりの優勝を逃した。

 原監督は「駒大は強かった。留学生を入れたらニューイヤー駅伝でも優勝できる強さ。学生駅伝界、史上最強軍団」と素直に王者の強さを認めた。

 白旗宣言の一方で、箱根へのVパターンも見据える。出雲5位、全日本2位から箱根を制した19年度を振り返り「そう簡単に敗れないのが青山学院。その縁起を担いで箱根では優勝を目指したい」と不敵に笑った。

 5000メートルのチーム平均タイムが14分0秒と「ギネス級のタイム」であることを明かし「走力はある。残りの期間でコンディションを整え、最後は箱根仕様で仕上げていく」と最強軍団への雪辱を誓った。

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