野口みずきさん　アテネ五輪金メダルの瞬間を世界が勘違い　くりぃむ上田「そういうことじゃねえ！」

野口みずきさん
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　陸上女子マラソンの五輪金メダリスト野口みずきさん（45）が、6日放送の日本テレビ系特番「スポーツ中継70年　歴史を変えた瞬間TOP100」（後9・00）にVTR出演し、海外メディアから勘違いされた歓喜の瞬間について振り返った。

　テレビ放送開始70周年で、同局に残るスポーツ中継の映像をひもとき、振り返る特番。この中でピックアップされたのが、アテネ五輪での野口さんのゴールシーンだった。前年の高橋尚子さんに続き、日本女子として2大会連続の金メダル。両手で力強くガッツポーズをし、笑顔でゴールテープを切った。

　野口さんはその後、シューズを脱ぎ、顔に近づけると優しくキスをした。「一緒に走ってきた靴に、お疲れ様の意味を込めて」。2時間を超える長旅をともにした“相棒”への、しゃれた感謝だった。

　ところが、世界のメディアに打電されたのは、驚きの一言だった。「42・195キロを走っても、におわない靴」。MCの「くりぃむしちゅー」上田晋也は大笑いしながら「そういうことじゃねえ！」とツッコミを入れていた。

　当時の映像を見ると、野口さんは靴を縦に持ってキスをしている。「ちょっと持ち方がおかしかったですよね。靴の中をにおっているみたいに見えちゃったんですよね」と、苦笑いで振り返っていた。