本田真凜「自分の力を発揮できれば絶対に行ける」9年連続全日本へ勝負のフリー進出

[ 2023年11月3日 13:27 ]

フィギュアスケート東日本選手権第1日 ( 2023年11月3日    青森・テクノルアイスパーク八戸 )

<フィギュアスケート東日本選手権 女子SP>演技を終えた本田真凜は頭をポンと叩く(撮影・長久保 豊)
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 女子SPで、16年世界ジュニア選手権優勝の本田真凜(JAL)は51・84点をマークし、上位24人で行われる4日のフリーに進んだ。

 後半の3回転トーループで着氷が乱れたが、3回転ループ―2回転トーループ、2回転半を着氷。演技が終わると、右手で頭を軽く叩いて苦笑いを浮かべた。「成功できたジャンプで手をついてしまって悔しい。もったいない」と振り返りつつも、東日本選手権41・80点を大きく上回り「凄く伸び伸びと一つ一つ落ち着いて演技ができて良かった」と話した。

 東日本選手権で全日本選手権(長野)出場権を獲得するのは上位5人だけの狭き門。本田は「まずはショートが終わって(上位)5人に入れる位置にいるのが大事。フリーはショートより自信持っている」と語り「例年より5人は少ないと思うけど、自分の力を発揮できれば絶対に行けると思う。明日も大好きなプログラムを楽しく滑りたい」と意気込んだ。

 現在、大学4年生。仲間たちと「今日明日で現役一緒にいられるのは最後なんじゃないかなと話す年齢」と言う。「今大会は特にそういう気持ち強くて。今までやってきたところを出し切れるように。緊張以上に楽しく、後悔がないように。全部失敗しても良かったと思う演技をしようとも思っていた」と覚悟を込めてフリーに臨む。

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